Categories: Interior Design

Completion: 2015

Place: Toyama

Function : BAGLE&CAFE

大型物販店内に誘致されたカフェの計画である。物販店はもともと家具屋であり、エントランス付近に飲食スペースを設けることで、施設全体にあらたな賑わいをもたらそうとする試みでもある。厨房スペースを区画する為に、60mm角のスチールパイプを利用して、店舗内に新たなフレームをつくった。このフレームは天井に到達させないことで、店舗内の天井は既存のまま、厨房スペ—スに寄る物販店舗内への圧迫感を軽減している。また、既存建物に強固に固定され、自立することで、厨房とカウンターを大型開口でつなぐことが可能になり、よりオープンな飲食店になっている。提供する商品はべーぐるで、オープンな厨房は、焼いてからカウンターに積まれるまで、全ての工程が見えることで安心感をうむと同時に、「焼きたて」という食欲をそそる構成になっている。ベーグルが積まれるカウンターは、富山の県産杉を積層させて材木置き場のような素朴な表情をつくり、焼きたてのべーぐるのあたたかみを損なわないよう配慮した。足下にはデッキを敷き、それを建物の外まで延長し、さらには既存の壁面の広告用のフレームにはめ込み、鉄筋コンクリート造の大型家具屋に、家具本来の木の雰囲気を取り戻した。もともと飲食スペースを想定していない場所での計画になったため、給排水の設備がなかったが、デッキ下のスペースを利用することで、大きなインフラの工事をすることなく、設備を引き込むことに成功した。

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