Categories: PRODUCT DESIGN

Completion: 2020

Place: Toyama

Function : bollard

Social Good Distance DESIGN COMPETITION 審査員賞
日本建築学会建築文化週間2022 STREET TOOLS出展

富山市大手モールは、富山市景観計画における景観まちづくり推進地区に指定されており、毎月開催の越中大手市場やトランジットモール社会実験などの豊かな街路空間・景観形成に資する取り組みを大学や市との連携のもと、継続的に地域主導で実施している。コロナ禍においては、都市空間においても感染防止対策が求められたことから、既存のボラードの支柱間距離(2.5m)を活用し、ソーシャルディスタンスを確保できるBOLLARD TABLEの開発に至った。開発にあたっては、地元商店主・大学関係者・民間企業が連携し、富山市の協力のもと実現した。これにより、滞留者の安全性を確保しながら大手モールの魅力を生かした居心地の良い場所を提供することが可能となり、大手モールらしい新たな都市景観の創出につながっている。

協働:富山大学籔谷研究室、大阪公立大学阿久井研究室

1
1
1
1
1
写真:Hiroki Tagawa(nando inc.)